2020-09

ファンダメンタル

各国株価指数の今週の下落状況

はじめに 今週は、木曜・金曜と米国株が下落したことで、リスクオフの相場になりました。 ここで、各国の株価指数の状況をみてみたいと思います。 各国株価指数の今週の下落状況 下のチャートは、主要な各国の株価指数の、2020年年初からの相...
ファンダメンタル

中国人民元の解説(1)概要

人民元(CNH:オフショア人民元)は、豪ドルに近い性質のリスク通貨で、中国リスクを豪ドルよりもさらに直接的に反映する通貨です。特に中国株、中国の景況感、米中対立激化に注意する必要があります。人民元は、米中のパワーバランスの変化、米中の長期的なデカップリングの進展に伴い、長期的に重要性が増していくのは明らかであると考えますが、特に米国大統領選挙までは、米中対立激化のニュースなどに注意が必要です。
G10通貨

G10通貨の実効為替レートの分析(~2020年7月)

為替レートには、相手通貨がある一般的な為替レートの他に、各通貨国の貿易相手国との貿易取引量で加重平均して算出する実効為替レート(Effective Exchange Rate)と呼ばれるものがあります。実効為替レートは、各通貨国の対外競争力、各通貨の総合的な実力・価値を評価するための指標です。実効為替レートには、インフレ(物価上昇)率を加味する前の名目実効為替レートと、加味した後の実質実効為替レートがあります。実質実効為替レートは、実際の物価変動まで勘案するため、通貨の実力をより正確に反映していると考えられています。
トレード日誌

本日の注目ダイバージェンス(RSI・CCI)とGMMAと環境認識 2020-9-04

本日注目のダイバージェンス おはようございます。 昨日は米株が急落しましたね。本日の雇用統計を控え、前日に引き続いてドルの買い戻しが続いていたところで米株の急落により、リスク回避の円やスイスフランが買われ、豪ドル・NZドルなどが売ら...
ファンダメンタル

ドイツ・イタリア10年国債利回り差とユーロの関係

はじめに それぞれの国で、国債の利回りと株式相場や為替レートとの間には相関がありますが、通貨ユーロの場合は、関係する国債の利回りが一国の国債だけではないことが大きな特徴です。本稿では、ドイツとイタリアの10年国債の利回りの差の推移と、通貨...
トレード日誌

本日の注目ダイバージェンス(RSI・CCI)とGMMAと環境認識 2020-9-03

本日注目のダイバージェンス おはようございます。 ドルは、金曜日の雇用統計を控えたポジション調整により、前日に続いて買い戻しが優勢の展開で、ユーロドルは米国時間に一時1.182近辺まで下落、その後1.185近辺で米国市場を終えていま...
トレード日誌

本日の注目ダイバージェンス(RSI・CCI)とGMMAと環境認識 2020-9-02

本日注目のダイバージェンス おはようございます。 昨日のドルは欧州市場までは弱含みでしたが、米国市場では堅調なISM景況指数を好感して、買い戻しが強まりました。ユーロドルは、東京時間に突発的に1.1995まで上昇後、米国市場序盤に一...
G10通貨

G10通貨の強弱分析(2020年年初来・2020年8月単月)

2020年の年初からの通貨の強弱は、おおむね、経常黒字国か否か、非資源国か否かの区分によるグルーピング通り強靭な通貨が買われています。ただし豪ドルだけは、このグルーピングを逸脱して、突出してパフォーマンスが良いことがわかります。豪ドルがファンダメンタルズな特徴として、中国経済の復調を背景にオーストラリア経済の貿易収支黒字、経常収支黒字は今後も堅調に推移する見込みであること、先進主要国の中で、中央銀行の政策金利が0.25%と最も高いことがあげられます。
トレード日誌

本日の注目ダイバージェンス(RSI・CCI)とGMMAと環境認識 2020-9-01

本日注目のダイバージェンス おはようございます。本日は月初日ですね。 昨日の月末リバランスは、比較的わかりやすい動きでした。ロンドンフィキシング(日本時間24時)にかけてじりじりとドルが売られ、ユーロドル・ポンドドルやオージードルが...
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