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CCI解説(1)CCIは「早くかつ繊細な」最強インジケータ

CCIとは

CCIは、「Commodity Channel Index」の略で、日本語では「商品チャンネル指数」と呼ばれるオシレーター系のテクニカル指標です。その名の通り、元は商品取引で使われ始めたといわれていますが、現在はFXや株式などでも広く使われています。CCIは日本のトレーダーには人気がある指標とはいえませんが、欧米では広く使用されています。CCIは、MT4のPCアプリやスマホ用アプリでも標準で含まれています。

CCIは、ドナルド・R・ランバート氏(Donald Lambert)によって、1980年に考案されました。CCIは以下の計算式で算定されます。

CCI = (移動平均線-現在値)÷(移動平均線-現在値)の絶対値の過去一定期間の単純移動平均 ÷ 0.015

RSIなど多くの他のテクニカル指標では、「現在値」として「終値」が使われますが、CCIでは「高値・安値・終値の平均」が使われます。0.015で割るのは、2/3×100で掛けるのと同じです。(0.015が計算式の分母にあるのは、結果的にプラスマイナス100%が機能するように調整するための値、と解釈されています。)

CCIは、現在値に「高値・安値・終値の平均」を使う点が特徴の一つです。

結局、CCIというのは、「移動平均線と現在値の乖離が、過去の平均に比べてどうか」を示したテクニカル指標ということですね。

「乖離」といえば、「2本の移動平均線の乖離」を使うトレンド系の指標「MACD」が有名ですね。一方、CCIでは移動平均線と比較するのは「現在値」であり、オシレーター系の指標と分類されます。ただし、トレンド系指標の性格も併せ持っています。

CCIは「早くかつ繊細な」最強インジケータ

個人的意見ですが、これまでいろいろなインジケータを使ってきて、CCIがおそらく最強のインジケータじゃないかなと思っています。

反応が早い

まず理由の一つめは、「超早い!」ところです。他のオシレータよりも早く反応します。わかりやすい例として、下のチャートをご覧ください。

このチャートはポンドドルの1時間足で、RSIとCCI(期間は共に14)を表示させています。CCIは、チャートの値動きに対してRSIよりも早く反応しており、ダイバージェンスもRSIよりもいち早く発生していることがわかります。

反応が早いということは、裏をかえせば、「ダマシ」が多いということになります。

CCIを使う上でのもっとも大切なポイントは、「どうやってダマシを回避するか」です。たとえば上のチャートでは、反応が早いCCIと、多くの人が見ているRSIを両方使うことで、CCIのダマシを回避してより優位性の高いポイントを判断しようとしています。

そもそもの前提として、オシレータ系のインジケータはエントリーの判断に使える、という大きな利点があります。一方でトレンド系のインジケータはトレンドをざっくり把握するのに適しています。

繊細に反応する

次の理由は、「繊細に反応する」点です。値動きに対して繊細に反応するため、CCIのラインはギザギザのラインになります。典型例として、以下のチャートをご紹介します。

このチャートは、Woodies CCIの解説の第5回目の「ゴースト手法」で使用したものです。(インジケータの中の黒い太いラインは、CCIの14期間です。)

CCIは繊細に反応するため、トレンド転換の際の小さなプルバックを使って下記のようなトレードをすることができます。赤い垂直線がエントリーポイントです。

この例では、見事に大底でエントリーできていますね。この「ゴースト手法」は、Woodies CCIの中でも結構お洒落な手法です。

次回は、CCIの「スムーズ化」について書きたいと思います。

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