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ダイバージェンス解説(4)ダイバージェンスの発生でエントリーしたときの損切りの方法

はじめに

今回は、ダイバージェンス解説の4回目です。

ダイバージェンス解説(1)通常のダイバージェンスとヒドゥン・ダイバージェンスの違い
ダイバージェンスは、価格の動きとオシレータ系指標の動きが逆行する現象で、そのうちヒドゥン・ダイバージェンス(リバーサル)はトレンド継続中の押し目買いや戻り売り、通常のダイバージェンスはトレンド反転を示唆しています。最も重要な点として、順張り的か逆張り的かの違いがあるので、環境認識によって両者を使い分けることが重要です。
ダイバージェンス解説(2)ダイバージェンスのダマシを回避する方法
ダイバージェンスのダマシを回避するためには、ダイバージェンスの発生だけを材料にエントリーせずに他の要素も勘案して、優位性の高いエントリータイミングであると判断したときのみ、エントリーします。たとえば、トレンドが強くて順張りの方が良いか、トレンドレスで逆張りの方が良いか、時間帯はどうか(今はアジア時間か、欧州の序盤か、など)、通貨強弱の状況はどうか、移動平均線との位置関係はどうか、他のオシレータの状況はどうかなど、自分の手法の複数要素を総合的に勘案します。
ダイバージェンス解説(3)ダイバージェンスに気付くのが遅れるのは何故でしょうか?
ダイバージェンスの発生に気付くのが遅れるのは、ダイバージェンスを予測して待っていないからだと思います。1時間足の場合は、「あと何時間くらい後に、ダイバージェンスが発生するかも」という感じで待つと良いと思います。1時間足が最も待ちやすいと思います。他のことをしながら待てますし、本業をしながらでも待てます。待つシナリオは複数あるほうが良いです。たとえば、通常ダイバージェンスが発生してトレンド転換するシナリオ、通常ダイバージェンスが発生してその後すぐにヒドゥン・ダイバージェンスが発生してトレンド継続するシナリオなどです。

これまでの記事で、優位性の高いエントリーや、ダイバージェンスに乗り遅れない方法などを書いてきました。

しかし、それではやはりダマシに合って逆行するときはあります。

優位性は確率なので、逆行することは必ずあります。

その場合の基本は、必ず損切りします。読みが違った場合は、潔く認めて損切りして、次のエントリーのチャンスを待ちましょう。

ダイバージェンスの出現でエントリーしたときの損切りの方法

以下のチャートは、通常のダイバージェンスの出現で、トレンドの転換を狙ったショート(売り)エントリーの例です。

ダイバージェンスの出現を確認後、次の足が包み足の大陰線になりました。そこで、その次の足の始値(青矢印)でショート(売り)エントリーしたとします。
この例では、エントリーの水準のあたりがちょうどレジスタンスラインとなって4本の足が経過したあと、うまく順行して利益が伸びています。

しかし、ここでもし利益確定をしなかった場合は、この例では残念ながら逆行が始まり、含み損の状態が始まります。

このケースでは最初に利益が乗っていたので、損切りは悔しいですね!
それでも、損切りをするべき時は、機械的に損切りしましょう。

ここで、どこまで粘ればよいでしょうか?

このケースの損切りのラインは、前回高値を超えたところです。(赤い点線のライン)です。

ダマシもあるので、数Pipsだけ前回高値より上に、逆指値のストップを置けばよいでしょう。

この損切りラインをこえれば、ダイバージェンス自体が否定され、すなわち自分の描いたシナリオが否定された可能性が高いと考えます。よって、それ以上ポジションは保有する意味はありません。

なお上のケースでは、エントリー後にいったん利が乗っています。この時点で、ストップロスをエントリーの水準(建値)まで上げておくと、逆行しても建値決済(損益はゼロ)となります。普段から、ある程度の利が乗ったところで、ストップを建値に移動させる習慣をつけると良いと思います。

また、同様に、ある程度の利が乗ったところで、エントリーしたロットの内の一定割合を決済していく分割決済の方法も考えられます。

 

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