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一目均衡表とDMAの複合手法(3)トレードプランをたててみよう

はじめに

このシリーズでは、DMA(Displaced Moving Average:ずらした移動平均線)と一目均衡表を組み合わせた手法について、検討しています。

今回の記事では、DMAと一目均衡表を表示させた現在進行中のチャートのサンプルをもとに、トレードプランをたててみたいと思います。

サンプルケース

下記のチャートは、ある日のユーロドルの1時間足です。現在の時刻は、日本時間午後7時過ぎです。(ロンドン市場が開いて2時間ほど経過しました。)
このチャートで、トレードプランをたててみましょう。


チャートに表示しているインジケータは、一目均衡表(雲だけ)、3X3DMA、25X5DMA、480EMAです。
480EMA(オレンジ色)は、日足の20日移動平均線の代わりに表示しています。

  • 3日前から下落トレンドが続いた後、480EMA(≒日足20日線)割れを2回トライした後に反発、本日のロンドン市場に入って、長い陽線が2本連続で出現しました。
  • ローソク足の実体で25X5DMAを明確に抜いてきました。
  • 3X3DMAと25X5DMAが鋭角のゴールデンクロスの形状になりました。
  • 現在値は、直近高値と直近安値の間に引いたフィボナッチ・リトレースメントの38.2%の水準に達しています。
  • 現在値は、一目均衡表の比較的厚い雲の中にトライしようとしています。

さて、この状況で、貴方はどのようにトレードされるでしょうか?
勢いがありそうなので飛び乗りでエントリーするという方もいれば、実体で25X5DMAを抜いた足の確定でエントリー、という方もいらっしゃると思います。

トレードプランの例

今回のシリーズを「DMAと一目均衡表を組み合わせた手法」とした趣旨は、DMAも一目均衡表も先行して表示されるため、現在のローソク足の値動きに翻弄されることなく、「こうなったら、こうしよう」と冷静にトレードプランをたてやすいのではないか、と思うためです。

時間論・波動論・水準論に基づく一目均衡表は、「日柄調整(時間の調整)」を示唆してくれますので、トレードプランをたてやすくなります。

上のサンプルチャートでは、確かにエントリーしたくなる形状ですが;

  • 現在ロンドン時間の中盤で、一目均衡表の厚い雲の中にこれからトライしようとしています。
  • フィボナッチ・リトレースメントの38.2%の水準にすでに達しています。
  • ゴールデンクロスはしたものの、25X5DMAはまだ完全な上方向という状況でもありません。

【トレードプランの例】

一目均衡表の厚い雲は強い抵抗帯であり、また時間帯の点でも、勢いのあるロンドン時間序盤をすでに過ぎています。またフィボナッチ・リトレースメントの点でも、これからしばらくもみ合いの展開になる可能性が高いと考えます。

一方で、これから1日程度の未来には、一目均衡表の雲が薄くなりそうです。さらに、25X5DMAの形状から、初押しを上向きの25X5DMAがサポートする形状が1日程度の未来に期待できそうです。

よって、明日のロンドン時間あたりに、上向きの25X5DMAにサポートされて、一目均衡表の雲を抜いたところでロングエントリー、という下記のようなシナリオで、チャートを監視することにします。

 

上記は、あくまでトレードプランの例です。正解とかそういうものではありません。他の時間足も見ながら、またオシレータ系のダイバージェンスなど他の要素もあわせて、あなた独自のトレードプランを考えてみてください。

 

(追加)トレード結果

以下は1日後のチャートです。分割ロットでエントリーして、そのままエグジットしました。
(2020年11月13日のユーロドルです。)

 

 

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