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GMMA解説(2)GMMAの形状パターンの分類

はじめに

本稿では、トレンド系インジケータ「GMMA(Guppy Multi Moving Average)」の形状のパターンを、以下の4つに分類してまとめたいと思います。

  • GMMAの形状パターン1:安定的なトレンド継続
  • GMMAの形状パターン2:短期的な押し・戻りを含むトレンド継続
  • GMMAの形状パターン3:トレンドの開始
  • GMMAの形状パターン4:トレンドの転換

上記の1つめから3つめが順張り的、4つ目は逆張り的です。

この記事は、GMMAについて最も詳しく解説された陳満咲社さんの以下の書籍を参考にしていますが、私の個人的な意見を一部交えていますので、陳さんと同一の分類法ではありませんので、ご了解ください。

『FX最強チャートGMMAの真実』

GMMAの形状パターン1:安定的なトレンド継続

陳満咲社さんの書籍では、「コバンザメ」と呼んでいる形状です。
「長期EMA群が安定して(強すぎず弱すぎず)一定の間隔で一方向に推移しており、一方短期EMA群も長期EMA群と一定の距離を保持しながら推移している」というケースです。

このケースは、トレンドが最も安定しているといえます。各足の実体の幅が比較的狭く安定しており、且つヒゲの短い足が連続しています。

実際は、このようなチャートの発生は稀ですね。このようなケースでは、どこでエントリーしてもまず勝てます。1時間足などでこのような形状になる場合は、短期足(5分足)などで積極的にスキャルピングするのもありだと思います。

なおご参考に、この例の通貨ペア「EURAUD(ユーロ・豪ドル)」は、安定的なトレンドが比較的発生しやすいと思います。

GMMAの形状パターン2:短期的な押し・戻りを含むトレンド継続

陳満咲社さんの書籍では、「イワシ喰い」と呼んでいる形状です。
3つの赤い丸に注目ください。大きなクジラ(長期EMA群)がイワシの群れ(短期EMA群)を一気食いしているイメージですね。
これは、長期のトレンドが継続している途中の、短期的なプルバック(押し目や戻り目)ととらえることができます。

個人的には、この形状が最も「使える」と思います。要は順張り(トレンドフォロー)の中の押し目買い・戻り売りですので、王道的なトレードができます。また、他のインジケータ(特にオシレータ系)との相性も、最も良いパターンです。これについては、次回の記事でご紹介したいと思います。

GMMAの形状パターン3:トレンドの開始

このパターンは、トレンドが「おっぱじまる」ケースです。
短期EMA群と長期EMA群の両方が収縮して、間隔がとても狭くなる一定の期間を経て、その後に、相場が一気に一方向に動きだすパターンで、GMMAの間隔は一気に広がります。東京市場が動意薄で、その後ロンドン市場がオープンすると、このような形状になることが多いと思います。

下の赤い水平線は、それまでのレンジの下限を意味しています。

GMMAの形状パターン4:トレンドの転換

このパターンは、それまでのトレンドが否定されて、逆の方向にトレンドがV字反転するケースです。
重要なポイント3つの赤丸に注目ください。

  • 丸A:GMMAの短期EMA群と長期EMA群が交差(ゴールデン・クロス)しています。
  • 丸B:レジスタンスとしてそれまで何度か押し返された前回高値(戻り高値)を越えています。
  • 丸C:それまでのレジスタンスラインがサポートラインとして機能しています(レジサポ転換、ロールリバーサル)

このトレンド転換は、4つのGMMAパターンの中では、最も難しいと思いますね。このケースでは特に、他のインジケータとの併用が大切だと思います。たとえば、トレンド転換を示唆するダイバージェンスの発生をオシレータ系指標で確認すると、優位性が高くなると思います。

次回の記事では、GMMMAと他のインジケータとの併用について書きたいと思います。

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