本日注目のダイバージェンス
EURUSD H1
市場が夏休みモードで非流動的になっていますね。昨日は非流動的な状況のなかでリスクオンになって、金が仮想通貨のように暴落しています。米長期金利は0.63台まで上昇しました。
ユーロドルは、欧州時間終盤から米国時間に、1.18のレジスタンスを何度かトライして反落、今朝のアジア時間では1.173近辺で推移しています。本格的にしばらく調整、という感じが続いています。一方で1.17は堅いかもしれません。昨日はトレードなしです。ユーロは短期は下目線に変えていますが、非流動的な夏休みなので、無理にショートのトレードをしないと思います。下値が堅くなるまで、今週はトレードしないかもしれません。
本日の環境認識
昨日の通貨強弱
昨夜の米国市場
ダウ:27,686 (-104, -0.38%)
S&P500:: 3,333 (-0.80%)
ナスダック: 10,782 (-1.69%)
WTI原油先物:41.70↓
VIX指数:24.03↑
米10年国債利回り:0.638↑
金先物:1,927↓
本日のアジア市場
日経平均: 22,846近辺(+95)
米国ダウ先物:27,690近辺(+75)
本日の注目経済指標
日本時間 11:00(豪)RBA 政策金利、声明発表
日本時間 15:00(英)GDP(2Q速報値)
日本時間 21:30(米)CPI
解説
- 米株は3指数ともに下落、特にハイテク株が売られ、ナスダックは3日続落しました。
- 米PPIが予想を上回る上昇、米国長期金利は0.638まで上昇したことで、米国時間にドル買い戻しが優勢となりました。米国長期金利の上昇(米国債の下落)の要因として、ロシア政府がコロナワクチンを承認の報道によりリスクオンとなり、安全資産とされる米国債に売りが出ました。
- 米国債同様、安全資産の金は、リスクオンにより大幅に下落しています。
- 円は独歩安で、ドル円は106円67辺りまで上昇しました。
- ユーロドルは、欧州終盤から米国時間に、1.18のレジスタンスを何度かトライして反落、今朝のアジア時間では1.173近辺まで推移しています。
- ポンドドルは、1.313辺りまで上昇した後反落、今朝のアジア時間では1.305近辺まで推移しています。
- 全般的に、夏休みの非流動的な相場となっています。