本日注目のダイバージェンス
EURUSD H1
おはようございます。本日は月曜日、今週も欧米では夏季休暇をとるトレーダーが多いようです。
先週金曜日は欧州時間から、欧州PMI速報値の悪化と英EU貿易協議の難航を受けて、欧州通貨が売られました(英EU貿易交渉で英国側の歩み寄りがないことに、バルニエEU首席交渉官は不満を表明しました)。特にポンドの下げがきつく、ポンドドルは一時1.306まで下落、ユーロドルも1.1754辺りまで下落しました。この週ポンドドルは、毎日上下に170pips以上振れています(日本人が好むポンド円の方はそれほど動いていないですが)。
前日の米国時間の買い戻しに乗らなかったので、ポジションがないまま欧州時間は様子見しました。その後米国時間に入ると、米長期金利が0.636%まで低下したことを受けてドル売り・欧州通貨のショートカバーが入り、ポンドドルは1.309、ユーロドルは1.1796で週の取引を終えました。米国時間中盤にユーロドルを1.176あたりで打診買いしました。
今週はジャクソンホール会合(木~金)、月末の週でもありますね。引き続きユーロドルの押し目いスタンスを続けます。現在ブログを書いている月曜アジア時間は、下のような感じです(1.18近辺)。
本日の環境認識
昨日(金曜日)の通貨強弱
昨夜(金曜日)の米国市場
ダウ:27,930 (+190, +0.69%)
S&P500:: 3,397(+0.34%)
ナスダック: 11,311 (+0.42%)
WTI原油先物:42.30↓
VIX指数:22.54↓
米10年国債利回り:0.636↓
金先物:1,947↓
本日のアジア市場
日経平均先物: 22,935近辺(+45)
米国ダウ先物:27,928近辺(+69)
本日の注目経済指標
日本時間 07:45(NZ)2Q小売売上高
8/27(木)~8/28(金)ジャクソンホール会合
(8/27(木)日本時間 22:10 パウエル議長講演)
米国共和党全国大会
8/27 トランプ大統領指名受諾演説
解説
- 金曜日の米株は続伸、追加経済対策の協議が難航しているものの、堅調な中古住宅販売件数・ワクチン開発期待を背景に堅調な展開となりました。S&P500とナスダックは、共に史上最高値を更新しました。
- 欧州時間から、欧州PMI速報値の悪化と英EU貿易協議の難航(英EU貿易交渉で英国側の歩み寄りがないことに、バルニエEU首席交渉官は不満を表明しました)を受けて、欧州通貨が売られました。特にポンドの下げがきつく、ポンドドルは一時1.306まで下落、ユーロドルも1.1754辺りまで下落しました。その後米国時間に入ると、米長期金利が0.636%まで低下したことを受けてドル売り・欧州通貨のショートカバーが入り、ポンドドルは1.309、ユーロドルは1.1796で週の取引を終えました。
- ドル円は、ドルと円がともに買われたことで(通貨強弱をご参照)、伸び悩みの展開となりました。
- 金は1,947ドルに小幅下落しました。