本日注目のダイバージェンス
EURUSD H1
おはようございます。本日は五十日の火曜日です。
昨日は欧州市場と米国市場で相場付きは一転、欧州市場まではドル安が進み、ユーロドルは一時1.185、ポンドドルは一時1.3148あたりまで上昇しました。一方米国市場では、新型コロナの新たな治療法やワクチン開発期待から米株が堅調に推移、安全資産の米国債が売られ、米長期金利は0.654%まで上昇、ドル買いが優勢となり、ユーロドル・ポンドドルはそれぞれ1.1785、1.3054と日通し安値をつけました。金も債券同様に売られました。
先週金曜日の米国時間に1.176あたりで打診買いしたユーロドルは、欧州市場の中盤にすでに弱気ヒドゥン・ダイバージェンスになりそうな気配だったので(下のチャートご参照)分割利確、米国市場で下げはじめたので全部利確しました。現在ポジションはありません。
今週はジャクソンホール会合(木~金)、米共和党大会、月末の週でもありますね。ユーロドルの押し目いスタンスを続けるか、微妙な環境になってきました。大きく環境認識を変えるかもしれないので、本日はたぶん様子見でノートレードです。
ご参考にオージードル、ポンドドル、ゴールドの1時間足も載せておきます(全部ビミョウな感じ)。現在、火曜のアジア市場です。
AUDUSD H1
GBPUSD H1
XAUUSD (Gold) H1
本日の環境認識
昨日の通貨強弱
昨夜の米国市場
ダウ:28,308 (+378, +1.35%)
S&P500:: 3,431(+1.00%)
ナスダック: 11,379 (+0.60%)
WTI原油先物:42.53↑
VIX指数:22.37↓
米10年国債利回り:0.654↑
金先物:1,935↓
本日のアジア市場
日経平均先物: 23,266近辺(+280)
米国ダウ先物:28,283近辺(+43)
本日の注目経済指標
日本時間 17:00(独)IFO景況指数
日本時間 23:00(米)消費者信頼感指数
日本時間 17:00(独)新築住宅販売件数
8/27(木)~8/28(金)ジャクソンホール会合
(8/27(木)日本時間 22:10 パウエル議長講演)
8/24(月)~8/27(木) 米国共和党全国大会
8/27 トランプ大統領指名受諾演説
解説
- 昨日の米株は続伸。ダウは3日続伸、約半年ぶりの高値となりました。米食品医薬品局(FDA)がコロナ治療法を特別に認可、また「米政権は英アストラゼネカなどが開発中のワクチンの緊急使用許可を検討中」と伝わると、コロナ感染拡大の早期解消、経済活動再開の期待から買い優勢の展開となりました。ナスダック・S&P500も過去最高値を更新しました。
- 欧州市場ではドル安が進み、ユーロドルは一時1.185、ポンドドルは一時1.3148あたりまで上昇しました。米国市場では、新型コロナの新たな治療法やワクチン開発期待から米国株が堅調に推移、安全資産とされる米国債が売られ、米長期金利は0.654%まで上昇したことを受けてドル買いが優勢となりました。ユーロドル・ポンドドルはそれぞれ1.1785、1.3054と日通し安値をつけました。
- 金はドルの買い戻しによって、1,923ドルまで反転下落しました。