本日注目のダイバージェンス
おはようございます。
本日から10月ですね。大統領選まで1か月あまりとなりました。超大国の大統領選討論会が、支持者だけに伝えるポピュリズムによる相手の非難で分断の深刻さを痛感します。討論会はバイデン氏有利とのことで、中国元が買われましたね。数年ぶりに、またMT4のEAが通用する市場に戻るでしょうか。
さて昨日の為替市場は、月末のリバランスのフローによって不規則で方向性がなく、とても難解でした。下の通貨強弱チャートの通り、1日を通せば、豪ドル・ポンド>円>ドル>ユーロ、という状況でした。
ユーロドルは1.17台前半から米国市場序盤は1.1685まで下落しましたが、ロンドンフィキシングでは1.174まで買い戻され、その後米株の下落に伴い1.172近辺まで下落して終えています。ドル円は105円40~80の狭いレンジの展開、豪ドル・ポンドは買い先行が続き、それぞれ一時0.717、1.294まで上昇しました。
本日の環境認識
昨日の通貨強弱
昨夜の米国市場
Dow30: 27,781(+329, +1.20%)
S&P500: 3,363(+0.83%)
Nasdaq: 11,167(+0.74%)
10-Yr bond: 0.686 Up
WTI Oil: 40.00 Up
Gold: 1,893 Down
本日のアジア市場
Nikkei: 23,185~ (-0)
CME Dow future: 27,749~( -32 Dow)
本日の注目経済指標
日本時間 08:50 (日) 日銀短観3Q
日本時間 21:30 (米) 新規失業保険申請件数
日本時間 23:00 (米) ISM製造業景気指数
2 (金) (米) 雇用統計
6 (火) (豪) RBA政策金利
解説
- 米国株は3指数とも上昇、TV討論会直後の時間外取引では売り優勢でしたが、堅調なADPなどを受けて取引開始後は買いが先行し、ダウは一時500ドル超上昇しました。しかし終盤にマコネル上院院内総務の「景気対策の交渉の隔たりは大きい」との発言で、急速に伸び悩みました。
- 為替市場は、月末のリバランスの影響で不規則・方向性のない動きでした。ユーロドルは1.17台前半の方向感のない展開で、米国市場序盤は1.1685まで下落しましたが、ロンドンフィキシングでは1.174まで買い戻され、1.172近辺で終えています。ドル円は105円40~80の狭いレンジの展開、豪ドル・ポンドは買い先行が続き、それぞれ一時0.717、1.294まで上昇しました。