本日注目のダイバージェンス
おはようございます。本日は金曜日、米国の雇用統計があります。
昨日は東証が終日止まっていましたね。夕方の記者会見の応答がとても秀逸で、トラブルにもかかわらず高い評価を得ています。
さて昨日の為替市場は、米国株と同様に、難航している米景気対策の協議の行方の様子見姿勢が強く、ドル売り・円売りが中心となりました(下の通貨強弱をご参照ください)。ユーロドルは一時1.1768まで上昇、1.1745近辺で終えています。ドル円は、105.40 – 70の狭いレンジの展開でした。
一方、ポンドドルはEU通商交渉のヘッドラインで乱高下し、欧州市場では一時1.282まで下落後、米国市場序盤には1.2978まで急伸、その後反落して1.289近辺で終えています。ポンドは相変わらず手出し無用、という感じがします。
本日は雇用統計ですので基本的に様子見だと思います。ただし、来週にむけて、弱気通常ダイバージェンスになりそうな候補が多数あります。(例:豪ドル円ほかのクロス円、豪ドル米ドルなど。なお豪州は、来週の火曜日にRBAの政策金利発表があります。)
(追加)トランプ大統領が感染、の報道で豪ドル円などが下落しています。ドルも売られており、円全面高になっています。
本日の環境認識
昨日の通貨強弱
昨夜の米国市場
Dow30: 27,816(+35, +0.13%)
S&P500: 3,380(+0.53%)
Nasdaq: 11,326(+1.42%)
10-Yr bond: 0.682 Down
WTI Oil: 38.48 Down
Gold: 1,909 Up
本日のアジア市場
Nikkei: 23,308~ (+123)
CME Dow future: 27,708~( -108 Dow)
本日の注目経済指標
日本時間 10:30 (豪) 小売売上高
日本時間 21:30 (米) 雇用統計
6 (火) (豪) RBA政策金利
解説
- 米国株は3指数とも小幅続伸、取引開始後に幅広い銘柄が買い優勢でダウは一時259ドル高、その後は難航している景気対策の協議の行方の様子見となり、伸び悩んで引けました。
- 為替市場も、米景気対策の協議の行方の様子見姿勢が強く、ドル売り・円売りが中心となり、ユーロドルは一時1.1768まで上昇、1.1745近辺で終えています。ドル円は、105.40 – 70の狭いレンジの展開、ポンドドルはEU通商交渉のヘッドラインで乱高下し、欧州市場では一時1.282まで下落後、米国市場序盤には1.12978まで急伸、その後反落して1.289近辺で終えています。