フォレックステスター(Forex Tester)解説特集:目次
(1)フォレックステスター(Forex Tester)は、FXトレーダーにとってなぜ必須なのか?
(2)フォレックステスター5(Forex Tester 5)のショートカット一覧(MT4との対比形式)
(3)フォレックステスターによる検証作業を楽しくさせる小さなコツ
(4)フォレックステスターと練習君プレミアムはどちらを買うべきか?(徹底比較)
フォレックステスターはFXトレーダーにとってなぜ必須ツールなのか?
「FXトレードが上手くなりたかったら、フォレックステスター(Forex Tester:FT)をとにかく回せ。」という意見をよく聞きますが、なぜこのような意見があるのでしょうか?
練習するとトレードが上手くなる、というのは漠然と理解できるものの、その根拠がいま一つピンとこない方のために、この記事では、フォレックステスターはなぜFXトレーダーにとって必須なのか?をまとめておきたいと思います。
フォレックステスターのミソは、「環境認識」を猛スピードで練習できることにある
ここでは話を単純化して、1時間足チャートがトレードの対象、日足チャートが環境認識の対象、とします。
別記事でも書きましたが、1時間足チャートのトレードの勝率を上げるためには、より長い時間足(ここでは日足)の状況を認識する「環境認識」がとても重要です。(要はマルチタイムフレーム分析ですね。)
しかし、本番やデモサイトでは、日足チャートはそうすぐに変わっていきません。当たり前ですが1日に1本しかローソク足は増えません。
ここでフォレックステスターを使うと、トレード対象の短い時間足チャートと、環境認識用の長い時間足チャートのいろいろな組み合わせを猛烈なスピードで体験できるために、トレードがすぐに上手くなる、というのが私の考え方です。
1時間足チャートのトレードを車の運転、日足チャートを車の外の環境(雨の日とか暑い日とか雪の日とか夜とか、車外のいろいろな状況)と例えてみましょう。
車の運転がうまくなるためには車外のいろいろな環境を体験することが必要ですが、現実には長い年月が必要です。一方で、教習所のシミュレータではいろいろな車外環境をすぐ体験できるのと似ています。
つまり、フォレックステスターによる検証作業では、トレード対象の時間足チャートと、環境認識用の時間足チャートを同時に表示することがとても重要なのです。私がおすすめしているフォレックステスターのチャート設定は、以下の通り、1時間足チャートと日足チャートの組み合わせです。(上下に分割した横長のチャートにすることをオススメします。)
フォレックステスターの購入を検討される方は、こちらから内容を確認してみてください↓
手法がまだ確立していないのでフォレックステスターを使う意味がない、と考えている方へ
手法が確立していないのでフォレックステスターを使う意味がない、と考えている方は、たぶんいつまで経ってもFXで勝てるようにはならないと思います。それよりは、候補になりそうな手法をどんどんフォレックステスターで試してみることをおすすめします。
候補になりそうな手法がまだ見つかっていない方には、以下の手法をぜひおすすめします。シンプルな手法なので、これを元に貴方のオリジナル手法にアレンジすることもできます。
以上ご参考になれば幸いです。