はじめに
私は、FX関連の書籍をPDFにして(いわゆる「自炊」ですね)、それをタブレットで読むことを習慣にしています。
したがって、紙送りするタイプのスキャナーは、私のFXトレード環境においてたいへん重要なツールです。「ScanSnap S1500」という機種を長年愛用していました。
ところが先日、ローラー(正確には「フィードローラー」と言うそうです)が溶けてベタベタになり、紙送りができないようになってしまいました。特に高温の環境だったわけでもなんでもなく、ただ経年によって溶けたと思います。
ScanSnapのサイトでみると、この部分は正規の交換パーツがありません。
半ばあきらめて新品購入を考えながら、一応Googleで検索してみると、同じ症状の方がおられます(!)。しかも自力で直している方がおられます(!!)
自炊生活は楽しい♪ >> 5年後、ローラーがダメになったので交換
ScanSnapのローラーの交換
上記の先輩の方々の知恵にしたがって、まず、AliExpressでローラー部品を注文。
(「Feed Roller」「Scansnap」で検索してください。)
これを売っているAliExpressはすごい。届いたのはこちらです↓。
さっそく、ScanSnapを分解していきました。
とにかくしんどい・・・。数時間かけて分解したものは、こんな感じです↓
先輩の方々が詳しい写真をたくさんアップされているので、私は途中の写真は省略します。
ほとんどのパーツが、ビス無しで、突起によるパーツ同士のはめ込みのような構造です。分解することを想定していない作りで、力の入れ加減がとても難しいです。シャフトを外す終盤は、あまり力を入れると、プーリーなどを壊しそうになります。
半日以上かけて何とか辿りついたのがこれです↓。このシャフトが2本、異なる構造で固定されています。
新しいローラーをこのシャフトに通す時に水をつける、という先輩の知恵もたいへん重要です。
途中で、たぶん失敗すると思いました。
がしかし、1日かかりで、なんとか正常に動くまで戻りました。再組立ての後半は、もうテキトーな感じでした。たぶんラッキーなだけです。
↓無事復活した愛機ScanSnapS1500♪
(4個の金色っぽく見えるパーツが、交換したローラーです。)
メーカー保証など当然無い作業ですので、ScanSnapの分解はオススメなど絶対にできません。
「廃棄して新品を買うしかないので、その前にとりあえずやってみる」というだけです。
くれぐれも自己責任でお願いします。
おわりに
最後に言いたいことは、「AliExpressはすごい」ということです。
なんでこのパーツを売っているのでしょうか。
この数百円の買い物で、(ほぼ1日の時間は要しましたが)買い替えると数万円する出費をおさえることができました。
AliExpressは、中国のEC大手アリババが運営する国際ECサイトで、日本からも注文できます。