欧州市場・米国市場での水平線ブレイクに対応する方法（水平線トレード）

はじめに

この「水平線トレード徹底解説特集」では、トレンド転換を狙う「ぷーさん式」をベースに、長期足（日足）の環境認識のグルーピング・記号化によって、短期足の水平線ブレイク・トレードの再現性とエントリー精度をあげることを目標としています。

今回は、この手法で需要なポイントの一つである、「欧州市場・米国市場での水平線ブレイクに対応する方法」をまとめておきたいと思います。

当サイトの水平線ブレイクの分類「トレンド転換ブレイク（2種類）とトレンド継続ブレイク（2種類）」はすべて、欧州市場や米国市場で起こることが多いですね。サラリーマンの方は欧州市場はまだ仕事中ですし、米国市場は夜遅いので（冬時間は特に）、これらの時間帯に起こる水平線ブレイクに対応することは、多くの方にとって容易ではないと思います。

特に米国市場では、前日の市場や当日の欧州市場で形成された高値・安値をブレイクすることが多いと思いますね。

目次に戻る

欧州市場・米国市場での水平線ブレイクに対応する方法

当サイトの手法がベースにする「ぷーさん式」では、ブレイク成功を確認した後に「指値（リミット）」注文を基本的に使いますが、ブレイクそのものが特に米国市場のような日本時間の夜中に発生するケースでは、朝起きるとすでにブレイク後に相当上昇（下降）してしまっておりチャンスを逃がしてしまっていることもありますね。

一つのアイディアは、別記事でも書いた「アラーム」の活用ですが、深夜のアラームに対応するのは現実的でないこともあると思います。

ここで、欧州市場・米国市場での水平線ブレイクに対応するもう一つのアイディアは、「逆指値（ストップ）」注文を利用することです。

出勤前や夜寝る前に、ブレイク直前の状況で、且つブレイクを狙うべき環境と判断すれば、ブレイクした後の水準に逆指値を置きます。（ダマシを避けるために、大陽線・大陰線を想定した水準で）。

一方、夜寝る前にブレイクがすでに起きていれば、ぷーさん式に従って「指値（リミット）」注文を使うか、成行注文を使います。

以上のように、「逆指値（ストップ）」注文と「指値（リミット）」注文の使い分けは、試してみる価値があると思います。ご参考になれば幸いです。

なお、たとえば「あとXXPips上昇したら、その時点でIFO注文を入れる（そこからXXpips下で指値エントリ、利確幅XXpips、損切り幅XXpips）」という「予約IFO注文」のEAを作るのも有りでしょうかね。
そういうEAって見かけたことあるでしょうか？

目次に戻る

『ぷーさん式水平線トレード：輝』をご購入の方へ、特典のご案内（過去検証のチャート画像と分析集）

目次に戻る