はじめに
TradingViewはチャート分析にとても便利な機能がそろっていますが、ショートカットを使うことで、さらに操作性を高めることができます。
今回は、TradingViewで最もよく使うショートカットを10個ピックアップしました。よく使うショートカットの順に上から、紹介していきます。
TradingViewで最もよく使うショートカット・ベスト10
「alt + t」
トレンドラインを引くショートカットです。
私のトレード手法はダイバージェンスをメインにしていますので、このショートカットを最も頻繁に使います。ただし「alt」キーと「T」キーは微妙な位置関係にあるので、慣れが必要です。
「shift + クリック」
Pips数や足の数、経過時間などを測る「測定ツール」のショートカットです。
Pips数を測ることは、トレードプランを考えたりリスクリワードを検討したりするときにとても重要なので、このショートカットは必須ですね。
「alt + h」
水平線を引くショートカットです。これも多用します。
「数字入力(5,15,30..)、数字+英字入力(1h, 4h, 1d, 1w, 1m..)」
時間足を変更するショートカットです。たとえば15分足に変えたい場合は、「15」と入力します。
なお1時間足は、「1h」でも「60」でも可能です。同様に、4時間足は「4h」か「240」、日足は「1d」か「1440」と入力します。
「↑(上矢印)、↓(下矢印)」
↑(上矢印)はウォッチリスト内の次のシンボルに移動、同様に↓(下矢印)はウォッチリスト内の一つ前のシンボルに移動します。
ウォッチリスト内のシンボルの順番を整理しておくと、相場全体の環境認識をする場合に、このショートカットを使うとはやくなりますね。
「ctrl + s」
チャートを保存するショートカットです。「自動保存」をオンにしておくと5分ごとに保存しますが、このコマンドを使うことによってすぐに保存できます。
複数のチャートレイアウトを使っている場合や、複数のデバイスを使っている場合(PCとスマートフォンなど)は、トレンドラインなどを描画した後に保存し忘れのないようにするために、このコマンドが重要ですね。
「alt + f」
フィボナッチ・リトレースメントをあてるショートカットです。
「alt + s」
スナップショットを保存するショートカットです。
「alt + v」
垂直線を描画するショートカットです。
「/」
インジケータを選択するショートカットです。
以上、TradingViewのショートカットの中でよく使うものを10個挙げてみました。
なお、TradingViewのショートカットの一覧をみたい場合は、チャート画面の一番左上のすみの三本ラインのボタンをクリックして表示されるメニューのうち、「キーボードショートカット」を選択することでアクセスできます。