はじめに
このシリーズでは、Woodies CCIと一目均衡表（特に雲）を組み合わせた手法について、個々のケースを見ていきたいと思います。なお、Woodies CCIと一目均衡表（雲）の他に、DMA（Displaced Moving Average：ずらした移動平均線）と長期EMA（480期間）も使用しています。
Woodiws CCI解説シリーズはこちらです。
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Woodies CCI解説（１）概要
「Woodiles CCI」は、期間の異なる2本のCCIをベースにしたユニークなトレード手法で、Ken Wood氏によって考案されました。海外で大流行した有名な手法で、いろいろな派生のシステムがあります。本稿では、Woodies CCIを構成するパーツの内容と、トレンドの判定方法について説明します。
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2020.08.01
一目均衡表とダイバージェンスの手法解説シリーズは、こちらです。
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一目均衡表とダイバージェンスの手法（１）概要
このシリーズでは、一目均衡表の「雲」に焦点をあてて、他のインジケータとの併用、特にオシレーター系インジケータのダイバージェンス（通常のダイバージェンスおよびヒドゥンダイバージェンス）との併用をまとめていきます。
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2020.10.27
一目均衡表とDMAの複合手法の解説シリーズは、こちらです。
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一目均衡表とDMAの複合手法（１）概要
今回から、DMA（Displaced Moving Average：ずらした移動平均線）と一目均衡表を組み合わせた手法について、検討してみたいと思います。DAMと一目均衡表（先行スパンと雲）の共通点は、「値動きよりも先行しており、将来の予測に使える」点です。現在の値動きに振り回されることなく、将来「こうなったら、こうトレードしよう」というプランをたてて、じっくりトレードをする癖をつけるのに良い組みあわせだと思います。
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2020.11.11
Woodies CCIと一目均衡表の手法（7）雲下限にタッチ＋ZLR連発、480EMA割れ＋TLB
上のチャートは、ある日のポンド円の1時間足です。
- 480EMA（≒日足20日移動平均線）より上で推移していましたが、3日前に一目均衡表の雲を下抜き、25X5DMAも下抜いてきました。
- ２日前に、雲の下限にタッチ、Woodies CCIでは+200超えのZLRが出現しました。
- １日前に、雲の下限に再度タッチ、Woodies CCIではZLRが再度出現しましたので、打診の戻り売りを検討できると思います。同日のニューヨーク時間に480EMAをいったん割り込みましたが、リターンムーブでほぼ480EMA上で終えました。
- 本日の日本時間午前11時ごろに、Woodies CCIではTLBが出現、480EMAを再度割り込んできました。ロンドン市場序盤で明確な陰線が出現、追加の戻り売りを検討できると思います。
追加の戻り売りの時点では、（感度の高いCCIならではの）ヒドゥンダイバージェンスに近い形状になっていますので、優位性が高いと思います。
