ファンダメンタル

アノマリー

NZドルのアノマリー「ニュージーランドドルは、秋から年末にかけて強くなる。」

NZドルのアノマリー まず、様々な金融商品の季節性(シーズナリティ)について、とても有益な情報を提供している「Equity Clock」というWebサイトで分析されている、ニュージーランドドルの季節性のチャートを以下に紹介したいと思います...
アセアニア・ブラザーズ

アセアニア・ブラザーズ(AUDNZD)研究(1)オージーキウイの低い変動率を比較してみよう

アセアニア・ブラザーズとは アセアニア・ブラザーズとは、オセアニア地域の先進国であるオーストラリアとニュージーランドの通貨ペア「AUD/NZD」(オーストラリアドル/ニュージーランドドル)の略称ですね。通称は「オージーキウイ」です。 ...
G10通貨

G10通貨の強弱分析(2020年年初来・2020年11月単月)

10月単月で相対的に最も強い通貨は、円でした。ポンドは、EUとの通商交渉のヘッドラインで振幅が大きかったものの、結局前月末比プラスで終えています。一方、前月末比の下落が顕著だったのは、リスク通貨の典型の豪ドルです。10月の中旬~下旬は、米国株の下落、大統領選の結果待ち、米国追加経済対策の与野党協議難航、米国・欧州のウイルス感染再拡大に伴い、リスクオフ優勢の展開になったことと、加えてRBAが利下げの再開を示唆したことによります。ユーロは、欧州でのウイルス感染再拡大や行動制限の再開などが嫌気され、月の下旬に失速が顕著になりました。
G10通貨

G10通貨の強弱分析(2020年年初来・2020年10月単月)

10月単月で相対的に最も強い通貨は、円でした。ポンドは、EUとの通商交渉のヘッドラインで振幅が大きかったものの、結局前月末比プラスで終えています。一方、前月末比の下落が顕著だったのは、リスク通貨の典型の豪ドルです。10月の中旬~下旬は、米国株の下落、大統領選の結果待ち、米国追加経済対策の与野党協議難航、米国・欧州のウイルス感染再拡大に伴い、リスクオフ優勢の展開になったことと、加えてRBAが利下げの再開を示唆したことによります。ユーロは、欧州でのウイルス感染再拡大や行動制限の再開などが嫌気され、月の下旬に失速が顕著になりました。
G10通貨

G10通貨の強弱分析(2020年年初来・2020年9月単月)

2020年の年初からの通貨の強弱は、おおむね、経常黒字国か否か、非資源国か否かの区分によるグルーピング通り強靭な通貨が買われています。ただし豪ドルだけは、このグルーピングを逸脱して、突出してパフォーマンスが良いことがわかります。豪ドルがファンダメンタルズな特徴として、中国経済の復調を背景にオーストラリア経済の貿易収支黒字、経常収支黒字は今後も堅調に推移する見込みであること、先進主要国の中で、中央銀行の政策金利が0.25%と最も高いことがあげられます。
コモディティ

金と銀とプラチナの値動きを比較してみよう(短期・長期)

金と銀とプラチナの相対比較 本稿では、金と銀とプラチナ(白金)の値動きを相対比較によって分析してみたいと思います。 短期の比較(2020年年初からの値動きの相対比較) 長期の比較(2010年から現在までの約10年の値動きの...
ファンダメンタル

相関関係の分析:産油国通貨(CAD・NOK・RUB)と原油価格

はじめに 本稿では、原油を算出する国の通貨であるカナダドル(CAD)、ノルウェークローネ(NOK)、ロシアルーブル(RUB)の動きと、原油価格との相関関係を見てみたいと思います。 カナダドル(CAD)は、北米産の原油であるWTI...
コラム

TradingViewで「相関関係」を分析してみよう

相関関係とは、一方が変化すれば他方も変化する関係で、正の相関と負の相関があります。相関関係の程度を示す指標として、相関係数(correlation coefficient)というものがあり、1 に近ければ近いほど2 つの値には正の相関が強く、−1 に近ければ近いほど負の相関が強いことを意味します。TradingViewは相関係数を表示する機能がありますので、この機能を使ってトレード対象の相関関係を分析することで、トレードに役立てることができます。
ファンダメンタル

各国株価指数の今週の下落状況

はじめに 今週は、木曜・金曜と米国株が下落したことで、リスクオフの相場になりました。 ここで、各国の株価指数の状況をみてみたいと思います。 各国株価指数の今週の下落状況 下のチャートは、主要な各国の株価指数の、2020年年初からの相...
ファンダメンタル

中国人民元の解説(1)概要

人民元(CNH:オフショア人民元)は、豪ドルに近い性質のリスク通貨で、中国リスクを豪ドルよりもさらに直接的に反映する通貨です。特に中国株、中国の景況感、米中対立激化に注意する必要があります。人民元は、米中のパワーバランスの変化、米中の長期的なデカップリングの進展に伴い、長期的に重要性が増していくのは明らかであると考えますが、特に米国大統領選挙までは、米中対立激化のニュースなどに注意が必要です。
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