ダイバージェンス

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一目均衡表とダイバージェンスの手法(5)雲上限にレイトタッチ+通常ダイバージェンス

長い上昇トレンドが続いた後は、利益確定も増えてきます。その段階で一目均衡表の雲の上限にタッチした場合、雲がサポートとなっていったん上昇しますが、買いの勢力が持続しない場合、オシレータで通常ダイバージェンス(弱気ダイバージェンス)が出現すると、逆張りの優位性を検討できます。同じ雲へのタッチでも、トレンド序盤のタッチと異なり、トレンド終盤のタッチは反発力が弱いと考えることができます。
ダイバージェンス

一目均衡表とダイバージェンスの手法(4)厚い雲の突破失敗+通常ダイバージェンス

一目均衡表の雲の厚さは、抵抗力の程度を表すとされています。薄い雲は容易に通り抜けることができますが、厚い雲は抵抗力が強いとされています。この手法は、雲の中で失速気味になった場合に、オシレータに通常ダイバージェンス(ヒドゥンダイバージェンスではありません)が出現すれば、優位性が高い可能性がある、と考える手法です。
ダイバージェンス

一目均衡表とダイバージェンスの手法(3)薄い雲の上下で、通常ダイバージェンス連発

レンジ相場の逆張りを、一目均衡表とダイバージェンスで再現性を高くして狙う手法です。一目均衡表では、レンジ相場になると雲が薄くなり、且つ先行スパン1と先行スパン2が短い周期で交差をすることで、雲が頻繁に途切れることになります。現在値が一目均衡表の薄い雲の上下に推移したところで、同時にオシレータに(ヒドゥンダイバージェンスではなく)通常ダイバージェンスが出現すれば、より優位性の高い逆張りの状況と判断します。
ダイバージェンス

一目均衡表とダイバージェンスの手法(2)雲下限にファーストタッチ+ヒドゥンダイバージェンス

ショート(売り)に特化した手法で、現在値が一目均衡表の雲の下限に、最初にタッチしたところで、同時にオシレータにヒドゥンダイバージェンスが出現すれば、より優位性の高い状況と判断します。
ダイバージェンス

一目均衡表とダイバージェンスの手法(1)概要

このシリーズでは、一目均衡表の「雲」に焦点をあてて、他のインジケータとの併用、特にオシレーター系インジケータのダイバージェンス(通常のダイバージェンスおよびヒドゥンダイバージェンス)との併用をまとめていきます。
CCI

CCI解説(3)CCIのダイバージェンスを使いこなそう

CCIのダイバージェンスは感度が高いので、RSIで1回のダイバージェンスを捉える間に、細かく2回のダイバージェンスを捉えることがあります。RSIのダイバージェンスの先行シグナルとして両者を併用して使うことで、さらに優位性のあるエントリーができる可能性があります。さらに平均足を使った実例も紹介します。
ダイバージェンス

ダイバージェンス解説(5)ヒドゥン・ダイバージェンスはなぜトレンド継続を示唆するのでしょうか?

上昇トレンド中のヒドゥン・ダイバージェンス(2つの安値)には、「前の安値時点のオシレータの計算式には含まれるが、後の安値時点のオシレータの計算式には(時間の経過によって)含まれなくなった上昇トレンド序盤の強い勢い」が影響しているはずです。陳満咲杜氏は、著書内でリバーサル(=ヒドゥン・ダイバージェンス)は、いわばエンジンの回転数が一時的に落ちた状況といえます。回転数の低下は低速ギアから高速ギアにギアチェンジする際の一時的な低下にすぎず、高速ギアにおいてエンジンが高回転に戻ることで為替レートそのものは元のトレンドをさらに加速させていくのです、と書かれています。チャートが上昇しはじめると、相場はより弱いパワーの追加でも再度加速していくのが、ヒドゥン・ダイバージェンスです。
ダイバージェンス

ダイバージェンス解説(4)ダイバージェンスの発生でエントリーしたときの損切りの方法

ダイバージェンスの発生で優位性の高いエントリーと判断しても、やはりダマシに合って逆行するときはあります。読みが違った場合は、潔く認めて損切りします。損切りのラインは、前回高値・前回安値を超えたところです。損切りラインをこえれば、ダイバージェンス自体が否定され、すなわち自分の描いたシナリオが否定され、もとのトレンドに戻った可能性が高いと考えます。よって、それ以上ポジションは保有する意味はありません。建値決済や分割決済も有効です。
ダイバージェンス

ダイバージェンス解説(3)ダイバージェンスに気付くのが遅れるのは何故でしょうか?

ダイバージェンスの発生に気付くのが遅れるのは、ダイバージェンスを予測して待っていないからだと思います。1時間足の場合は、「あと何時間くらい後に、ダイバージェンスが発生するかも」という感じで待つと良いと思います。1時間足が最も待ちやすいと思います。他のことをしながら待てますし、本業をしながらでも待てます。待つシナリオは複数あるほうが良いです。たとえば、通常ダイバージェンスが発生してトレンド転換するシナリオ、通常ダイバージェンスが発生してその後すぐにヒドゥン・ダイバージェンスが発生してトレンド継続するシナリオなどです。
ダイバージェンス

ダイバージェンス解説(2)ダイバージェンスのダマシを回避する方法

ダイバージェンスのダマシを回避するためには、ダイバージェンスの発生だけを材料にエントリーせずに他の要素も勘案して、優位性の高いエントリータイミングであると判断したときのみ、エントリーします。たとえば、トレンドが強くて順張りの方が良いか、トレンドレスで逆張りの方が良いか、時間帯はどうか(今はアジア時間か、欧州の序盤か、など)、通貨強弱の状況はどうか、移動平均線との位置関係はどうか、他のオシレータの状況はどうかなど、自分の手法の複数要素を総合的に勘案します。
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