Woodies CCI解説目次
- Woodies CCI解説(1)概要
- Woodies CCI解説(2)ZLR手法
- Woodies CCI解説(3)RD手法
- Woodies CCI解説(4)TLB手法、HTLB手法、手仕舞い
- Woodies CCI解説(5)Famir手法、ベガス手法、ゴースト手法
- Woodies CCI解説(6)FFE手法、TLBカウンタートレンド手法、HTLBカウンタートレンド手法(本記事)
FFE手法とは
Woodies CCI 解説は今回が最終回となります。
まず、カウンタートレンド手法の中の「極値からの反転」(FFE:Hook from Extreme)と呼ばれる手法を紹介します。
この手法の趣旨は単純で、天底からの反転を掴みにいく手法です。
FFE手法の実例
CCIがプラスマイナス200レベルを超えた後に、反転したタイミングでエントリーします(赤い垂直線のポイントです)。
公式解説書では、「ビギナーはやるな!」と書いています(笑)。ただし他の手法の前兆シグナルとして利用できる、とも解説されています。

上のチャートで、赤い垂直線の右側を、手のひらか何かで隠してみてください。このポイントで、優位性が高いか、判断できるでしょうか?
難しいですね・・個人的には、優位性があまり無いように思います。
ただし、200レべルを超えてからゼロラインに戻る動きの中で、100レベルを通過したときにエントリーする、というのは少し優位性が上がると思います。(これは一般的なCCIの手法ですね。)
TLBカウンタートレンド手法・HTLBカウンタートレンド手法とは
最後に、トレンドとは逆方向に向けてエントリーするカウンタートレンド手法の中の「TLBカウンタートレンド手法」と「HTLBカウンタートレンド手法」を紹介します。
今回の手法は、第4回目に紹介したTLB手法・HTLB手法と、トレンドラインのブレイクを狙うという意味では同じです。違いは、トレンド方向へのエントリー(トレンドフォロー)か、トレンドとは逆の方向(カウンタートレンド)か、です。今回はカウンタートレンドの方向です。
TLBカウンタートレンド手法・HTLBカウンタートレンド手法の実例
TLBカウンタートレンド手法の実例チャートを紹介します。
続けて、HTLBカウンタートレンド手法の実例チャートを紹介します。

トレンド反転の強い勢いを狙う趣旨ですので、トレンドフォローのTLB・HTLBより難しいと思いますね。トレンド反転を示唆する通常ダイバージェンスを併用したほうが優位性が高くなると思います。上のHTLBの方は、通常ダイバージェンスぽい形状ですね。
これでWoodies CCI特集は終わりです。
Woodies CCIが海外で人気があり、いろいろな派生手法があるのもうなずけます。今後、より踏みこんで研究を続けたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!