FOREX TESTER
TDIテクニカル

TDI(Traders Dynamic Index)の解説(2)TDIの基本シグナル

はじめに

前回は、TDI(Traders Dynamic Index)の概要と構成要素をご紹介しました。
今回から、TDIを使ったトレード手法について考えてみたいと思います。

TDIはシンプルですが実に奥が深く、飽きません。まずは基本的なシグナルをまとめておきます。

TDIの基本シグナル

TDIを最初に考案したDean Malone氏や、その後のFOREX FACTORYにおける「Trading Made Simple(TMS)」のスレッドにおいては、以下のようなTDIの基本シグナルが考えられています。

A:RSIプライスライン(グリーン色)とシグナルライン(赤色)のクロス

これが最も有名なシグナルです。プライスラインとシグナルラインのクロスには、角度がついていることが重要です。この角度は「TDIアングル」と呼ばれており、「0時から2時」の方向が買いシグナル、「4時から6時」の方向が売りシグナルとされています。

B: シグナルライン(赤色)とマーケットベースライン(黄色)のクロス

個人的には、このシグナルが重要だと思います。このシグナルは、次(C)のダイバージェンスと組み合わせて使うことができます。なお、Trading Made Simple(TMS)では、TDIをできるだけシンプルに使うために、マーケットベースラインを表示せずに、プライスラインとシグナルラインだけでトレードする手法があります。

マーケットベースラインの「方向」が重要なのは、ボリンジャーバンドと同じですね。

C: ダイバージェンス

これはTDIというよりRSI単独で使えるものですね。しかしボリンジャーバンドの中でダイバージェンスをあらためて見ていると、いろいろな派生的手法が考えられそうです。

(その他のシグナル)
その他、プライスラインがシグナルラインとクロスせずに細かくバウンドする事象に注目したり(「TDI baunce」と呼ばれます)、またボラティリティバンドのブレイクアウトに注目したりするシグナルがあります。

上図でお分かりの通り、TDIではたくさんのシグナルが頻繁に出現します。TDIは、RSIと単純移動平均とボリンジャーバンドの組み合わせにすぎないのですが、実に奥が深いと思います。

スポンサーリンク
海外のFX会社おすすめ・ベスト3
XM

運営歴10年、口座数3.5百万、196か国対応、Tier1ライセンス所有
最大レバレッジ888倍、最小入金5ドル、追証なし、口座開設ボーナス3,000円、入金ボーナスも多彩
多彩な教育・リサーチコンテンツ
ボーナスで有名な大手ブローカーですが、最大の強みは約定力、信頼度もトップクラスです。

>> XMのウェブサイトはこちら

HotForex

2010年から運営、Tier1ライセンス所有のグローバル大手ブローカーが日本人向けサービスを拡大中
口座数2百万、27か国言語、業界表彰歴35件
最小入金5ドル、レバレッジ1000倍、追証なし
多彩なボーナス、多彩なコンテスト
FXだけなく、仮想通貨、米国株・アジア株・欧州株、ETF、各国の株式指数、VIX指数、原油、商品などの投資もあわせて研究したければ、HotForexがイチオシの品ぞろえです。

>> HotForexのウェブサイトはこちら

Exness

運営歴12年、HotForex・XMに劣らないグローバル大手、Tier1ライセンス・ブローカーが日本向けサービスにも注力展開中。
最小入金1ドルで、レバレッジは無限大(条件あり)、追証なし、通貨ペアの数は、驚異の107ペア!
月次の口座数、取引高、デロイトの監査もすべて開示。レアルマドリッドのスポンサー
老舗巨大ブローカー、ユニークさは抜群です。

>> Exnessのウェブサイトはこちら

FOREX Caffe
タイトルとURLをコピーしました