はじめに
今週は、木曜・金曜と米国株が下落したことで、リスクオフの相場になりました。
ここで、各国の株価指数の状況をみてみたいと思います。
各国株価指数の今週の下落状況
下のチャートは、主要な各国の株価指数の、2020年年初からの相対比較です。年初からの上昇率の大きいものから順に、
- ナスダック (米国)
- 上海総合指数(中国)
- S&P500 (米国)
- 日経平均(日本)
- ダウ30(米国)
- DAX30(ドイツ)
- AU200(オーストラリア)
- FTSE100(英国)
となっています。
今週は、IT・ハイテク株中心のナスダックの下落が大きいのがわかりますね。他の株価指数よりもこれまで大きく上昇してきているので、調整がどの程度になるか、要注意です。
1.主要株価指数の相対比較(2020年1月~2020年9月4日)
2.主要株価指数の相対比較(2017年1月~2020年9月4日)
ご参考に過去3年半(2017年~)を比較すると、以下のようになります。
米国株、中でもナスダックのパフォーマンスが群を抜いていることがわかりますね。
(ナスダックは3年半で150%の上昇、今週の下落で135%になっています。)