本日注目のダイバージェンス
おはようございます。
米国株は4営業日ぶりに反発しましたね。IT・ハイテク株中心に買い戻しが目立つ展開となりました。どこまで回復したか、年初来の日足終値ベースでみると以下のような感じです。(急回復という感じでもなさそうです。)
ユーロドルは、欧州市場終盤に一時1.1753ドルまで下落しましたが、米国株反発を受けてのドル売り、および「ECB当局者の中には経済見通しに自信を深めている者もいる」との報道を受けて、ECBの追加緩和観測が後退すると一転ユーロ買いが優勢となり、一時1.1834ドルまで上昇しました。ただし米国市場後半は、本日のECBを控えて模様眺めの展開となりました。
ユーロドルは昨日の記事通り、日足では強気のヒドゥン・ダイバージェンスが完成しそうに見えます。1時間足も同様に強気の通常ダイバージェンスになりそうです。(下記チャートご参照)。ECBの結果待ちですね。
ポンドはとにかく弱いですね・・。一方で、オージーの反転が予想以上に強いです。
EURUSD D1
EURUSD H1
日足同様に、1時間足も強気の通常ダイバージェンスで良い形状になってきました。
本日の環境認識
昨日の通貨強弱
昨夜の米国市場
ダウ: 27,940 (+439, +1.60%)
S&P500: 3,398 (+2.01%)
ナスダック: 11,141(+2.71%)
WTI原油先物: 37.86↑
VIX指数: 28.81↓
米10年国債利回り: 0.698↑
金先物: 1,955↑
本日のアジア市場
日経平均: 23,220近辺(+188)
米国ダウ先物:28,015近辺(+74 ダウ比)
本日の注目経済指標
日本時間 20:45(欧)ECB金融政策発表
日本時間 21:30(欧)ECBラガルド総裁会見
日本時間 21:30(米)新規失業保険申請件数
解説
- 米国株は4営業日ぶりに反発しました。IT・ハイテク関連株中心に買い戻しが目立つ展開となりました。
- ユーロドルは、一時1.1753ドルまで下落しましたが、米国株反発を受けてのドル売り、および「ECB当局者の中には経済見通しに自信を深めている者もいる」との報道を受けてECBの追加緩和観測が後退するユーロ買いが優勢となり、一時1.1834ドルまで上昇しました。ただし米国市場後半は、本日のECBを控えて模様眺めの展開となりました。
- 英国と欧州連合(EU)の通商協議難航を受けて、ポンドドルは欧州市場で下げ足を速め一時1.1886まで下落、その後1.130近辺で終えています。