『ぷーさん式水平線トレード：輝』の勝率を上げる方法

はじめに

トレンド転換の初動を水平線で狙う『ぷーさん式水平線トレード：輝』は、多くのトレーダーの方が推奨していてとても人気がある手法です。この手法を、4時間足チャートや1時間足チャート単独で使用しても、優位性のあるエントリーは可能ですが、今回はさらにその勝率を上げるアイディアについて、ご紹介したいと思います。

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『ぷーさん式水平線トレード：輝』の勝率を上げるポイントは「日足」

以下の解説は、『ぷーさん式水平線トレード：輝』の手法を、1時間チャートに適用していることを前提とします。

ここで、『ぷーさん式水平線トレード：輝』の勝率を上げるポイントは、ズバリ「日足チャート」を使うことです。

これは、1時間足チャートに水平線を引くトレードでも、まずは「日足チャート」の状況から環境認識するという意味で、結局は『ぷーさん式水平線トレード：輝』においてもマルチタイムフレーム分析が重要、ということです。

以下に典型的なサンプル（ForexTester5の検証例）を、２つ掲載したいと思います。共に上半分が1時間足チャート、下半分が日足チャートです。

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検証例その１（勝ちトレード）

（クリックで拡大できます。）

1時間足の赤い矢印が水平線ブレークの時点です。
ここで下半分の日足チャートをじっくり見てください。日足チャートの方では、約1年の間、長期的な下落トレンドが続いていることを示しています。また日足のダウ理論の判定でも下落トレンドが継続中ですので、単純に言えば、1時間足でのロングエントリーは危険な状況といえます。
一方で、この水平線は、日足でも過去3回はね返されたことを示しており、さらに今回はレジサポが反転する兆候を示しています（単純な日足のダウ理論の方向よりも、日足でもこの水平線が効いているか、がポイント）。これを踏まえて、1時間足に戻ってこの水平線をあらためて眺めると、足元の売り方・買い方の攻防がみてとれます。
よって怖いところではありますが、損切りを浅くしてトライする価値がある、と判断することができます。「怖いところが優位性が高く、怖くないところは優位性が高くない（もう遅い）」という相場のコツは、検証作業を続けるとわかってきます。

ここでエントリーした場合の、それ以降の結果は以下の通りです。（赤い矢印は上と同じ時点です。）
この水平線は、エントリーの後も意識されていることがわかります。
（クリックで拡大できます。）

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検証例その２（負けトレード）

（クリックで拡大できます。）

次は上昇トレンドから下落トレンドへの転換の初動を狙うパターンです。

（『ぷーさん式水平線トレード：輝』のオリジナル教材はロングエントリーのみですが、ここでは同じ手法でショートも狙う前提としています。）

ここでも日足チャートで現在の環境をみてみましょう。直近は急激な上昇トレンドで過去最高値付近に到達した後の攻防であることがわかります。よく見るとこの水平線は、日足チャート上では重要なチャートポイントとして効いておらず、1時間足だけに出来た小さなレジサポ転換の形状とみれます。総合的にみて、トレンド転換の優位性はまだそれほど高まっていない、とみることができます。

ここでショートエントリーした場合の、それ以降の結果は以下の通りです。（赤い矢印は上と同じ時点です。）

日足チャートによる環境認識が重要であることがお分かりいただけると思います。

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『ぷーさん式水平線トレード：輝』とフォレックステスターによって、貴方がやるべき具体的な目標は；
この手法の勝ちやすさを、日足の状況ごとに、再現性があるかたちに分類して、その後は改善を続けることです。貴方だけの秘伝のトレード手法が近づくと思います。

 

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