本日注目のダイバージェンス
EURUSD H1
ユーロドルは、まさに「押し目待ちに押し目無し」ですが、次のシナリオを準備するタイミングであると思います。コロナショック後に最初に上昇した豪ドルのように高値で保ち合いになるか、いったん大きく調整するか、様子見です。もう買い増しはありません。
ドルインデックス 週足
現在、ドル下落の大相場になっていますが、どのあたりでいったん戻りが入るでしょうか。下のチャートはドルインデックスの週足です。週足でのこの長い陰線の連続は、売りがかなり過熱していることがわかります。
GBPUSD H1
ポンドドルも様子見です。
XAUUSD H1 (ゴールド)
週明けのドル前面安とともに、ゴールドが2000ドルをめざす勢いになっています。様子見です。
本日の環境認識
昨日の通貨強弱
昨夜の米国市場
ダウ:26,568 (+83, +0.31%)
S&P500:: 3,239 (+0.74%)
ナスダック: 10,536 (+1.67%)
WTI原油先物:41.69↑
VIX指数:24.74↓
米10年国債利回り:0.622↑
金先物:1,965↑
本日のアジア市場
日経平均: 22,800近辺(+100)
米国ダウ先物:26,560近辺(+80)
本日の注目経済指標
日本時間 23:30(米)消費者信頼感指数
本日は特に重要な経済指標の発表はありません。
29日(水):FOMC金融政策発表
解説
- 米株3指数は3日ぶりに反発しました。感染第2波拡大、米中対立激化懸念で米経済先行き不安の中、一方でワクチン開発の進展、米国の追加経済対策、FRBの金融政策への期待により、ハイテク株中心に下値がサポートされました。
- 週明けドル売りの流れが加速しています。ユーロドルは一時1.1781まで上昇しました。またユーロ高とともに円も買われ、ドル円は一時105.12あたりまで下落、105円の大台を割る可能性がでてきました。
- 独IFO発表の7月期待指数は、97と2018年後半以来の高水準で、ユーロドルの続伸をサポートしました。
- 今週29日(水曜)のFOMCでは、具体的な政策変更はないと予測されています。慎重姿勢が継続されるとの見方です。
- 金は大幅上昇、2000ドルを目指すとの観測が優勢になってきています。米国10年債利回りは0.622%まで上昇しました。